REパブリック!! 〜政治・経済ニュースのブログ〜

個人的「公共」再構築のための自習スペース

「2次会」は死語・・?

今朝の日経一面を読むと、GW大型連休前の新宿の光景が浮かび上がった。

www.nikkei.com

東京の繁華街に客足が戻っていないそうだ。コロナ前の2019年の「夜の明るさ」を比較したところ、パリやロンドンでは「プラス」なのに対し、NYはマイナス3.2%。東京は、マイナス11.6%だった。

記事中、こんな記述があった。

新宿駅近くのパブを週末の午後8時過ぎに訪れるとほぼ満員。午後10時の閉店後は駅へ向かう人が目立った。都内在住の20代の女性は「遅くまで出歩くのは疲れる。はしごするつもりはない」と話す。

なるほど、と合点がいったのである。

続きを読む

リスキリングは何のために?

僕も頑張れば、いつかデータサイエンティストやDXをスラスラと進められる「高度人材」「デジタル人材」になれるのだろうか?

www.nikkei.com

優秀な人材を獲得するための特別枠を設けるとのニュース。例えば記事中には以下のように書かれている。

既に一部で採用を始めており、これまで海外での事業開発やM&A(合併・買収)関連などの専門人材を年収2000万円級などで10人程度採用した。今後はさらに本格的な採用に踏み込み、データサイエンティストなど高度IT人材の獲得も目指す。若手に年収2000万円以上を提示することもありうるという。

続きを読む

GW、揺れるディズニー その理由は・・?

今週のお題「何して遊ぶ?」

GWの遊び、行楽地の代表といえばディズニーランドだろう。

いま、ディズニーの本家、アメリカのウォルト・ディズニー社が揺れている。背景の1つにあるとされるのは、来年のアメリカ大統領選だ。

www.nikkei.com

記事を要約すると、ディズニーワールドのあるフロリダ州のデサンティス知事と、ディズニー社が互いに非難の応酬をする事態となっている。

発端となったのは、デサンティス知事が昨年、制定した「Don't say Gay(ゲイと言うな)法」。性的少数者について学校で教えることを制限するものだ。

続きを読む

FRB利上げ 日本経済への影響は?

相次ぐ米地銀の破綻。そして未明に報じられたアメリFRBによる0.25%の利上げ。いま、世界経済はどうなっているのか? 日本への影響は?

SNSを介して信用不安が駆け巡り、シリコンバレーバンク(SVB)など2行が破綻に追い込まれたことに引き続き、今月1日にはファースト・リパブリック・バンク(FRC)が破綻した。一連の破綻の背景については、新型コロナからの流れを抑える必要がありそうだ。

米地銀の経営不安が収まらない根底には、22年3月以降の米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めがある。20年以降の新型コロナ下の金融緩和で銀行には預金が集まる一方、融資需要は乏しく、米国債などの証券投資に振り向けたり、期間が長めの住宅ローン残高を伸ばしたりしてきた。この流れが利上げで一変し、債券や貸出債権の価値が急落。大きな含み損を抱えたことが経営不安につながった。

www.nikkei.com

続きを読む

クレムリンに無人機攻撃か

とんでもないニュースを見落としていた。

 

ロシア・クレムリン無人機攻撃か ウクライナは否定:日本経済新聞

 

ロシア大統領府にドローン2機があらわれ、ロシア軍などが撃墜したとのこと。

ウクライナは5/15までに反転攻勢に出る見通しが報道されている。

⇨一方、ロシア内への攻撃は控えてきたとされる。欧米各国も、さらなる戦禍の拡大には否定的だ。

⇨この動きにロシアがどう動くのか。事態がさらに緊迫しないとよいのだが。

 

 

日本は米韓「核」協議体にどう向き合うか?

ここのところ韓国をめぐる動きが急展開している。

米韓首脳会談については先日のブログでも記した。

re-public.hatenablog.com

昨日からのニュースでは、日韓の間での首脳会談の実現に向けた調整や、財務相会合が行われたなどの動きが出ている。

www3.nhk.or.jp

www3.nhk.or.jp

韓国のユン大統領が岸田首相と日本で会った際、銀座をハシゴしたことも話題になったが、徴用工の問題をはじめ日韓関係を前身させたいという思いが強く感じられる。

考えてみれば、中国、北朝鮮、ロシアのような脅威に囲まれる東アジアにあって、自由や民主主義といった基本的な価値観を共有できる韓国とは、そもそも仲違いしている場合ではないのだ。

私が注目するのは・・・

続きを読む

SEALDsへの冷笑を越えて

気分を害されたら申し訳ない。本当に大切なことは何なのかということについて。

本日、公開されたこちらの朝日新聞の記事。

digital.asahi.com

論じられているのは、SEALDs。2015年の安全保障関連法案の際、国会前でデモを行っていた若者たちのグループのことだ。

記事では、グループに所属していたメンバーらが社会に出たあと、かつてSEALDsで活動していたことを隠していることや、物を言いにくい社会の風潮について紹介していた。

この記事が公開されると、SNSでは、冷笑するようなコメントが多く投稿されていた。例えばツイッターには下記のような発言が散見される。

そりゃ中国が攻めてきたら一緒に酒のんで仲良くなればいいとかわけわからんこと言ってたらねえ…。

何かあったら責任もって酒を酌み交わしてもらわないと というか今すぐウクライナにいってウォッカ酌み交わしてきたら?

いまだにSEALDsというのは、ネット上では、ある一定層の大好物なのである。そしてこうした空気は、ネット上にとどまらず社会で広く共有されているように思う。

しかしここは冷静に考えたい。

続きを読む